ミステリと言う勿れ 3巻【あらすじ・感想】血生臭い一族の歴史はどこへ終結するのか:(´ºωº`):

ミステリと言う勿れ
スポンサーリンク

ミステリと言う勿れ / 田村由美

3巻です!

2巻後半で、広島まで印象派展を見に来た久能くんは、仕組まれた形で狩集家の遺産相続争いに参加させられることになります(´Д`ノ)ノ

狩集汐路に一方的に将来の伴侶役に仕立て上げられたわけですが、彼女の強引さで自分の意志とは裏腹にぐいぐいと遺産レースに巻き込まれていきますが…

これから一体どうなっちゃうの…?

あらすじ(※ネタばれあり)

狩集汐路、波々壁新音、狩集理紀之助、赤峰ゆら、の4人で遺産相続の利権を争うことになった狩集家

汐路が言うには、「過去 うちの遺産相続はいつも お題が出て争う形になって その度に必ず 死人が出る」という曰く付きの一族

そんな彼らに、久能は「相続人の皆さんで お茶飲んで話し合いしませんか」と提案するが、当然そんな彼の言葉は汐路以外からは鼻も掛けられない

仕方なくそのままの流れで狩集家の本宅に泊まることになった久能だが、通された屋敷には至る所に魔除けの石や盛り塩が置かれていた

汐路は久能を彼のために用意された部屋へと案内する

久能は「相続人候補の皆さんは 誰も人を殺してまで遺産を手に入れようとする人には見えない」と言うが、それに対して汐路は「見えないから怖いんじゃん」と素っ気なく答える
そして、ここへ無理やり連れた来たことへの謝罪とお礼を一方的に言い、自分の部屋へと消えていく

残された久能は、ひとりため息をつく

…そしてその夜、屋敷の寝室で眠る彼は、気味の悪い夢を見る…

翌朝、目を覚ました久能が屋敷の庭へと出てみると、汐路が祠に向かって手を合わせている

しかし久能が声を掛け2人が会話を交わした次の瞬間、汐路のすぐ傍に植木鉢が降ってくる

「ちょっと誰!?植木鉢落としたの」「宣戦布告ってこと!?」と汐路は怒鳴る

そして、誰かがわざと落としたのか?と驚く久能に汐路は言う

「だから怖いって言ってるの」

感想(※ネタばれあり)

『ミステリと言う勿れ』3巻

今回は、遺産相続に巻き込まれるというベタな展開になっております(´∀`;)
久能くん本人も「犬神家…」とツッコミを入れてますし笑

話を読み進めるうちに、遺産相続にお題が出された理由や、なぜ過去から現在に至るまで一族が殺し合ってきたのかの謎が解き明かされていきますが…

うひゃあ、今回は怪奇がかっていますね(((( ;゚д゚)))

まあ、どこの系譜にも血生臭い歴史の一つや二つはあるでしょうけど…
先祖の古い過去の事件が絡むと、急にホラー味が増しちゃいますな

…さてさて物語はどんな結末に至るのでしょうか?

4巻に続くっ(・ω・)σ

タイトルとURLをコピーしました