夏目アラタの結婚 / 乃木坂太郎 第33話
第2回目の公判にて、父親についての証言をした真珠
しかしアラタは、そこからある推理に考え至りますが―
いや、もう、真実は一体なんなのか…(゜-゜;)
真珠の本当の顔はどれなんでしょう?
あらすじ(※ネタバレあり)
閉廷後、アラタは真珠について話したいことがあると、宮前に電話をかける
そして後をついてくる記者たちを撒いて走るアラタと藤田だったが、アラタにしつこく付きまとう藤田は見返りを要求してくる
はぐらかすように酒の席に誘うアラタに、誤魔化さないでくれと食い下がる藤田
しかしアラタは「そう言わずに!」と藤田に質問を投げかける
アラタ 「どう思った?一般人代表として 今日の裁判」
藤田 「…あの娘が本当に、「無実」ならいいなあって思いましたね。」
不遇な生い立ちはよく分かったし、殺人鬼という先入観を捨てれば哀れな子だと、そう言う藤田
藤田 「…でも、「無実」なら、ちょっとつまんないですよね…」
感想(※ネタバレあり)
相変わらず不謹慎な発言を連発する藤田ですが、続けて話す彼の会話を見ていると、もしかしてこの男もありふれた一般人の中の一人なのかもなあ…と思ってしまいます
彼の主張が正常な感覚とは言いませんが、こういった感情を内に棲まわせながら日々を送っている人間も少なからずいるかもしれないな、と
一方で「正義の人」みたいな宮前ですが、彼が真珠に対して純粋に弁護人としてだけの一線を越えた感情を抱いていることはもう明白でしょう(´ー`*)
しかしだからといって、彼女の人生の全てを背負おうとするわけではありません
まあ、そこは当然ですが
好きな人の信じたい部分だけ信じたい、って気持ちも分かります
しかしアラタにその辺りを指摘されると、しどろもどろになる宮前
「…なんで?」って笑
素になってるよ?
でも、その後のアラタの(―やっぱ、真珠には、オレでなきゃダメか…!!)って、
おいおいおい、それはどういう感情なのかな!?Σ(‘Д’;)
そして、真珠ちゃ~ん、何描いてるのっ??!(*゚ェ゚*)