夏目アラタの結婚 / 乃木坂太郎 第34話
依然として真珠の無実については信じないものの、彼女の父親の証言については信じると、宮前に断言するアラタ
たとえその信念が職業病ゆえのものであったとしても、これはもう、愛情の一種なのではないでしょうか…?(о´∀`о)
あらすじ(※ネタバレあり)
真珠が父親を殺している可能性について警察には話さない、と職場で桃に喋るアラタ
桃は黙秘をやめた真珠について、死体を隠した理由があってそれを法廷で証言したのなら、もう首のありかを教えてくれるんじゃないか?と言うが…
真珠 「動くな」
手でフレームを作ってアラタを観察する真珠
最近会ってなかったから、どんな顔してたかと思って…とそう言う
そんな真珠にアラタは破いた離婚届を突きつけ、「二度とこんなもん送ってくんなよ!」と言う
こういうのは十分話し合った上で…と諭すアラタに対して、真珠は「終わる時は、知らないところでプツッと終わる方がよくない…?」と答える
そんな真珠の言葉に共感を覚えるアラタだったが、しかしそれは、結局自分たちが本当には誰も愛していないからだ…と考える
アラタ (オレは、お前が待ってた「誰か」じゃない。お互い喜んでみせたりほんの少し素顔を見せたりしても、この面会はどうどう廻りの茶番劇なんだ。)
感想(※ネタバレあり)
控訴審では戦う姿勢を見せてきた真珠ですが、しかし真実はいまだに彼女の中にしかありません
少しづつお互いの素顔が見えてきても、アラタが真珠の待つ「誰か」でない限り、同じところをグルグルと歩き続けるだけです
しかしアラタが自身の死んだ父親のエピソードを話していると、真珠の顔色が変わります
…どうでもいいですけど、私はいつもこの漫画を読んでいる時に、アラタと真珠の二人の表情の他に、いつもお馴染みの井手刑務官の表情にも目が行ってしまいます|ω・)
アラタの父親のロマンチストな話を聞く時の刑務官の顔が、真珠と同じような表情になっているのがちょっと可笑しい
やっぱりお好きですよね?ロマンチックな話…(*´³`*)
ですがしかし、真珠の反応は彼のものとは少し違って…
真珠の言った「時間を動かす」って何なんでしょうか?どういうこと???
アラタは(超能力者!?)って思わず考えますが…
時間を動かすなんて、そんな眠り姫みたいな…?
そして彼女が次に言った、「ボクが、待ってたのは―」って…
ええーーー??!!(゜ロ゜)))))